国際EPG(ドイツ)は27日、ドイツ最大の食品小売エデカが物流センターの音声ピッキングシステムを刷新し、同社の「LYDIA Voice」へ段階的に切り替えたと発表した。

(出所:EPG)
エデカは全国38か所の物流拠点から7000超の店舗へ供給する分散型物流網を構築しており、IT環境も地域ごとに異なる。既存システムは柔軟性や作業負荷、運用コスト面で限界が顕在化しており、将来を見据えた基盤再構築が課題となっていた。今回の切り替えでは旧システムと並行稼働させながら導入を進め、33拠点・1万人規模の作業者が生産性を落とすことなく新技術へ移行した。現在は4400台超の端末が稼働している。
システムの特徴は、ベスト型ウエアラブル端末「LYDIA VoiceWear」だ。マイクとスピーカーを一体化し、ヘッドセットを不要としたことで作業自由度と快適性を高めた。ビームフォーミング技術により騒音環境下でも高精度な音声認識を実現し、補聴器利用者にも対応する設計とした点も現場評価を押し上げている。音声登録なしで即時使用でき、繁忙期の短期人材活用にも適するという。
エデカは生鮮品から日用品まで2万5000品目を扱い、高頻度出荷が求められる。音声ピッキングの高度化は作業効率だけでなく、人材確保や作業継続性の面でも戦略的意味合いを持つ。
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