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世界の渋滞率が上昇、日本はアジア4位

2026年2月12日 (木)

調査・データカーナビやデジタル地図、リアルタイム交通情報を手がけるロケーションテクノロジー企業のトムトム(オランダ)は12日、世界の交通状況を分析した年次調査「TomTom Traffic Index」2025年度版を公表した。25年に世界各地で取得した計3兆6500億キロ超の走行データを基に、都市別・国別の渋滞レベルや平均速度を指数化している。

調査によると、世界平均の渋滞率は20%から25%へ5ポイント上昇し、交通混雑は明確な増加傾向にある。国別ではコロンビアが48.8%で最も深刻となり、日本は34.4%で世界9位、アジア地域ではフィリピン、インド、シンガポールに次ぐ4位だった。都市部を中心に輸送の定時性が損なわれやすい環境が続いている。

日本国内では主要12都市を分析し、熊本が渋滞レベル56.7%で最悪となった。ラッシュアワーによる年間損失時間は154時間に及び、TSMC熊本工場周辺の局所的混雑や自動車依存の高さが影響したとみられる。福岡、広島、京都も50%超と高水準で、京都は平均時速17.5キロと国内で最も低速だった。東京は渋滞レベル44.1%と中位だが、25年は全月で前年を上回り、混雑の常態化が進んでいる。

▲Area Analytics ツール画面イメージ(クリックで拡大、出所:トムトム)

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渋滞の深刻化は、配送遅延や燃料消費増、CO2排出増加を通じて物流コストを押し上げる要因となる。トムトムは、時間帯別・エリア別に交通状況を可視化する新ツール「Area Analytics」(エリア・アナリティクス)を通じ、都市内物流の動線設計や配送計画の高度化に活用できるとしている。