M&A戸田工業は26日、持分法適用関連会社であるBASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社(BTBM、山口県山陽小野田市)の出資持分34%を、BASF(ドイツ)へ譲渡し、合弁相手のBASFジャパン(東京都中央区)との合弁事業を解消すると発表した。譲渡実行日は3月31日を予定。
BTBMは2015年、リチウムイオン電池(LIB)用正極材料の需要拡大を見据え、戸田工業とBASFグループが共同で設立した。日本国内の生産拠点としてEV(電気自動車)市場の成長とともに事業を拡大してきたが、24年以降はEV市場の成長鈍化を背景に業績が低迷。24年12月期は営業損失13億円、当期最終損失15億円を計上している。
こうした環境下でBTBMは、新素材の早期市場投入を軸としたグローバル成長戦略を策定。戸田工業は、同戦略を迅速に実行するには、資本力と顧客基盤を持つBASFグループの単独体制が最適と判断し、持分譲渡を決めた。譲渡後も、戸田工業による土地・建物の貸与や役務提供は継続する。
同社はLIB正極材料事業からは資本を引き揚げる一方、モビリティーやAI分野向けの磁石材料、誘電体材料、次世代の軟磁性材料、環境関連材料など成長分野への資源再配分を進める構えだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















