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JMU、省エネ型バルクキャリアーを引渡し

2014年1月21日 (火)

ロジスティクス64d6328e7d859f76b28d2e1d59bd6618

ジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は21日、呉事業所(広島県呉市)で建造していたTDCシッピング社向けバルクキャリアー「TENSO」(てんそう・天蒼)を引き渡した。

本船は、同社が新開発した省エネ型のバルクキャリアーで、大型商船用としては世界で同社だけが実船搭載している省エネ装置「二重反転プロペラ」(CRP)を装備。省エネルギー設備として、船尾に独自開発の半円ダクト、ラダーバルブを備えた。

主機関には、IMO(国際海事機関)のNOx二次規制をクリアした電子制御型機関「Wartsila-flex58TD」を採用し、パワータービン型発電機を搭載して主機の排熱回収も取り入れるなど、省エネルギーと環境への配慮を両立させた。

■主要目
主要寸法:全長239.90m×幅430m×深さ20.50m×喫水1353m
総トン数:6万876トン
載貨重量トン数:9万7102トン
主機関:DU-WÄRTSILÄ6RT-flex58TD
航海速力:14.2ノット
定員:28人
船級:NK
船籍:リベリア