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ソフトバンクモバイル、音声物流システムを導入

2014年1月21日 (火)

調査・データウェアラブルスキャナによる商品バーコードスキャンで、商品を照合

シーネット(千葉県船橋市)は21日、ソフトバンクモバイル(東京都港区)に物流向け音声認識システム「ci.Himalayas/voice」を導入し、2013年4月から稼働を開始した事例を発表した。

シーネットの音声認識システムは、ソフトバンクモバイルが取り扱う移動機、アクセサリー、SIMカードなどのアイテムを対象に、ピッキング作業、補充作業に使用されている。

音声からロケーションと数量の指示を受け、商品をピックする

ソフトバンクモバイルでは、スマートフォンなど多品種多量なアイテムの取り扱いに際し、ロジスティク

ピッキング作業は、店舗ごとのダイレクトピッキング方式で、一度に6店舗以上の作業を同時に進めることができる仕組みとなっている。作業者は、音声によるロケーション番号やピッキング数量の指示に沿って作業を進める。スセンターでオペレーションの効率化が課題となっていた。特に、作業効率化や精度向上、作業負荷軽減などが求められ、これらを実現できるシステムとして音声認識システムを採用したという。

 

実績の登録はデルを採用。ロケーションへの商品補充作業では、補充リスト情報を基に作業をバーコードスキャンで行うが、使用するスキャナは指に装着する小型のスキャナで、ハンズフリーを邪魔しないモ

行い、補充した数量を声で登録する。リアルタイムに実績登録がされるため、事務所での入力作業を省くことができるという。

導入効果として、ハンズフリーによる作業とバーコードスキャンによる情報照合、複数店舗同時のマルチピッキング方式作業により、導入前と比較して30%以上の時間短縮を達成。作業精度の向上や作業負荷軽減も実現した。

■シーネット製音声認識システムの詳細は下記URLを参照。
http://www.cross-docking.com/service/voice-system/