拠点・施設ダイフクは3日、滋賀事業所(滋賀県日野町)に半導体生産ライン向け搬送・保管システムの新工場棟が完成したと発表した。クリーンルーム事業の国内生産能力は従来比1.3倍に拡大し、AI(人工知能)用途の拡大などで高まる半導体需要への対応力を強化する。

(出所:ダイフク)
同社は日本に加え台湾、中国、韓国に生産拠点を展開しており、2023年には中国と韓国で能力増強を実施している。今回の新棟は、グローバルでの需要拡大を背景に国内中核拠点の機能を底上げする位置付けとなる。建築面積1万9600平方メートル、延床面積2万1400平方メートルで、生産、開発、事務機能を一体化した構成とした。
生産エリアは、製品仕様や工程変更に応じてレイアウトを柔軟に変更できる設計とし、工程の高度化と生産性向上を図る。開発エリアでは、設計から生産までの機能を集約し、クリーンルーム環境を再現したテストラインを設置。開発段階での検証精度を高めることで、現場での調整時間を短縮し、納期の圧縮につなげる。天井高20メートルの高層構造とし、大型設備の開発にも対応する。
半導体物流では、前工程・後工程ともに自動化需要が拡大しており、搬送・保管システムの高度化がサプライチェーン全体の生産性を左右する。新工場は生産と開発の一体運用により、顧客工場への立ち上げ時間短縮や仕様対応力の強化を狙う。屋根には最大1750キロワットの太陽光発電設備を導入し、環境負荷低減にも配慮した。
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