拠点・施設ヤマト運輸は7日、東京都江東区東雲に統合型ビジネスソリューション拠点を開設したと発表した。6月から順次稼働を開始する。全国の拠点向けの仕分け・輸配送機能とロジスティクス機能を一体化した施設で、ヤマトグループ最大級の規模となる。
同拠点は延床面積11万9606平方メートルの地上6階建てで、1万8000坪の倉庫エリアを備える。在庫管理や流通加工に加え、温湿度管理や保税機能を備え、国内外の物流ニーズに対応する。倉庫と輸配送拠点を一体化することで、積み替え工程を削減し、リードタイム短縮や輸送品質向上、温室効果ガス排出削減を図る。

▲東京都江東区東雲に開設した統合型ビジネスソリューション拠点(出所:ヤマトホールディングス)
立地は首都高速晴海線・豊洲インターチェンジから1.5キロ、銀座・日本橋から5キロ圏内と都心近接に位置する。東京港や羽田空港にも20分でアクセス可能で、広域配送と国際物流を横断した運用基盤となる。海外物流を含めたサプライチェーン全体の最適化拠点としての活用を見込む。
同施設は大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPL東京東雲」として6日に完成した。延床面積は15万468平方メートルで、都内最大級の都市型物流施設となる。湾岸エリアに位置し、高速道路や港湾、空港へのアクセスに優れるほか、周辺環境に配慮した設計も施されている。

▲DPL東京東雲の外観(出所:大和ハウス工業)
環境面では太陽光発電や蓄電池を導入し、再生可能エネルギー由来電力の活用を進めるほか、顧客のスコープ3排出削減にも寄与する設計とした。施設内にはラウンジや保育施設を設けるなど、就労環境にも配慮している。
ヤマトはコントラクト・ロジスティクス事業を成長領域と掲げており、同様の統合拠点を全国に展開する方針だ。都市近接型の高機能拠点を軸に、輸配送と倉庫の一体運用モデルの拡大が進む可能性がある。
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