ロジスティクス日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催するロジスティクス研究会は3月17日、2025年度第11回会合を開催し、年度総括とあわせて「止めない物流」をテーマとした発表と議論を行った。人手不足やコスト上昇、環境対応が重なるなか、企業単独での最適化に限界が見えるなかで、複数企業による協働のあり方が焦点となった。
会合では西濃運輸が登壇し、「協創ロジスティクス」を軸とした取り組みを紹介した。同社はオープン・パブリック・プラットフォーム(OPP)の考え方をもとに、運送事業者同士のオペレーション連携や、異業種との連携による新サービス構築を進めている。輸送網やリソースを個社で囲い込むのではなく、共有・接続することで持続性を確保する方向性を示した。
ディスカッションでは、サプライチェーンにおける競争力の源泉や、最新設備・ツールの活用による差別化について議論が行われた。効率化や自動化の進展を前提としつつ、それらを全体最適にどう結びつけるか、企業間連携の設計が重要になるとの認識が共有された。
25年度の活動は、参加企業による発表を軸に年間20テーマで実施された。業種横断での情報共有により、自社の枠を超えた視点の獲得や課題認識の整理につながったとの声が多く、閉じた最適化から開かれた連携への転換を模索する場として機能している。
参加企業は西濃運輸、SBSリコーロジスティクス、キリングループロジスティクス、KDDI、日立建機ロジテックなど21社23人。物流専業に限らず、メーカーや建設、ITなど多様な主体が加わることで、物流を起点としたサプライチェーン全体の再設計が議論の中心となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























