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カイゼン社の探査技術活用

伊藤忠商事、カナダ資源会社と探鉱・開発で包括提携

2014年2月4日 (火)

産業・一般伊藤忠商事は3日、カナダの「カイゼン・ディスカバリー社」と金属資源の探鉱・開発事業で包括提携契約を締結し、カイゼン社の株式6.35%を510万カナダドルで取得することに合意した、と発表した。

カイゼン社は、世界有数の資源開発会社グループの傘下企業として設立され、オーストラリアで銅や金などのフェアホルム探鉱事業など、各国で金属資源の探鉱・開発事業を展開している。

今回の包括提携により、伊藤忠商事はカイゼン社が保有する既存・新規事業で協力していくことに合意。主にベースメタル、レアメタルをターゲットとして、両社が合意した事業を対象に、共同で探鉱・開発に取り組む。

カイゼン社は、親会社が保有する最新の物理探査技術の使用権を持っており、地中深くに埋蔵されている金属鉱床など、これまでの技術では到達できない深度、発見が難しいとされていた地域で効率的な探鉱を可能とするもので、有望鉱床の発見が期待できる。