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6日に宮城県と立地協定

TBM、宮城県白石市に「石の紙」工場を建設

2014年2月5日 (水)

話題TBM(東京都港区)は6日、同社が開発した石灰石原料の紙「LIMEX」(ライメックス)の第1号工場を建設するため、宮城県と立地協定を締結する。新工場は宮城県白石市に建設する。

これまで、同社が供給していた「ストーンペーパー」は、原料が石のため紙の重さや質感に改良の余地があったことから、新たな製造技術を開発。次世代ストーンペーパーとしてライメックスを完成させた。

ライメックスは、従来のストーンペーパーよりも大幅に軽く、高品質で安価な製造が可能。水に強く破れにくい性質は、プラスチック製品(ポリエチレンやポリプロピレン)の代替品にもなるという。

同社は昨年、この製造技術で経済産業省のイノベーション補助金事業の認定を受けている。