SBS、エコキャップ回収運動で100万個突破

ロジスティクスSBSホールディングスは6日、NPO法人エコキャップ推進協会の活動に賛同して2009年秋から実施しているペットボトルキャップの回収運動で、回収数が1月末までに累計100万個を突破したと発表した。

同協会の行うエコキャップ運動は、個人・団体・企業などの協力を得てペットボトルのキャップを回収、再資源として売却し、その収益で発展途上国の子供たちにワクチンを贈るもの。

SBSグループでは、09年秋に同社グループのある社員がスーパーでエコキャップ運動を目にしたことから始まった。社員はまず自分の職場で運動を開始し、職場から会社全体へ、グループ全体へと広がり、4年数か月で100万個を超えた。

回収したエコキャップをCO2排出量に換算すると7トン、樹齢50年の杉500本が年間吸収する量に相当し、エコキャップ推進協会の取り組みを通じて途上国の子供1250人にワクチンを提供することができるという。

SBSグループでは、同社グループ本社に設置されているすべての自動販売機の脇回収ボックスを配置し、事務所内にも小型ケースを設置して回収を啓発している。