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日通、バングラデシュ発日本向け複合輸送サービスを発売

2011年1月31日 (月)

ロジスティクス日本通運は2月1日、バングラデシュ発日本向けに空と海の輸送モードを組み合わせた複合輸送サービス「NEXフォワーディング・ベンガルさっと!」を2月1日から発売する。

 

バングラデシュは、日系を含むアパレル関連企業の進出を中心に、チャイナプラスワンとして脚光を浴びてきているが、製品輸出の主要港であるチッタゴン港で恒常的に混雑が発生しているため、輸送のスケジュール管理が難しく、企業からは定時輸送が可能なサービスを求める声が高まっていた。

 

新たな複合輸送サービスでは、混雑するチッタゴン港の利用を避け、まず航空便でダッカ空港から香港まで航空輸送、香港からは船で東京港まで海上輸送する。バングラデシュ側では、昨年8月に開設した同社駐在員事務所が輸送をサポートし、経由地の香港では、同社現地法人が迅速に転送手続きを行うことで、安全で定時性の高い輸送サービスを実現する。

 

当初のサービスの仕向地は東京港向けに限定してスタートし、順次、大阪・名古屋・台北(台湾)などへも拡大していく。

 

■輸送スケジュール
ダッカ空港発:月曜日、水曜日
香港空港着:火曜日、木曜日
香港港発:金曜日、土曜日
東京港着:月曜日(翌週)、水曜日(翌週)