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輸出貨物が23.4%増加

13年の境港、コンテナ取扱量が過去最高を記録

2014年2月10日 (月)

国内境港管理組合は7日、2013年の境港の取扱貨物量(速報値)をまとめた。全体の貨物量は、364万8431トンで前年に比べて0.4%増加。特に、輸出貨物は、27万2107トン(23.4%増)と大幅に増加した。

コンテナ取扱貨物量(実入り)は2万3398TEU(28%増)となり、これまでの過去最高だった11年の1万8436TEUを上回り、定期コンテナ航路開設以来、最高の取扱貨物量を記録した。韓国航路は1万9158TEU(30.7%増)と、昨年に続いて過去最高の取扱貨物量を記録した。

輸出貨物は、紙・パルプや非鉄金属などが増加したことにより、27万2107トンと23.4%と大幅に増加。輸入貨物は木材チップなどが増加したものの、原木などが減少したことにより、166万5005トンと2.2%の減少となった。

国内他地区への移出は、重油などが増加したものの、石材などの減少で21万7625トンと3.4%減少。移入は重油、原木などが増加したことにより、149万3694トンと0.5%の増加となった。

コンテナ取扱貨物量は2万3398TEUで28%の大幅な増加となり、過去最高のコンテナ取扱貨物量を記録した。また、韓国航路は1万9158TEUで30.7%と大幅な増加。中国航路は4240TEUと17.2%増加した。

輸出は非鉄金属、産業機械などが増加し、9784TEUと41.2%増えた。輸入は再利用資材、電気機械などが増加し、1万3614TEUと19.9%の増となった。

貿易相手国は、上位5か国すべてで増加し、特に韓国、米国、フィリピンが大きく増加した。