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成田空港、20年度国際線貨物便が過去最高マーク

2021年4月22日 (木)

ロジスティクス成田空港で2020年度の国際線貨物便発着回数が過去最高を記録した。

同空港の運営会社が集計したもので、旅客便が新型コロナウイルスの拡大に伴う出入国制限で発着回数、旅客数ともに過去最低となったのに対し、貨物便は旅客便の運休・減便で減少した貨物スペースをカバーする形で、臨時便が多数運航されたのが作用した。

これにより、国際線貨物便の発着回数は4万3925回と19年度の2万4421回から80%増加し、2006年度以来の最高値を更新。国際航空貨物量は重量ベースで208万7657トンと2%増にとどまった。

3月単月の実績は発着回数が4791回で前年比2倍、前々年比2.2倍と大幅に増加して過去最高を記録。貨物量も23万3871トンで24%増、前々年比でも27%増と増加傾向が鮮明となった。