財務・人事近鉄グループホールディングス(GHD)の2026年3月期決算で、国際物流業は売上高が前期比5.5%減の7532億円、営業利益が同7.4%減の120億1200万円だった。半導体関連や電子部品の荷動きは堅調だったものの、全体の取扱物量は微増にとどまった。
昨年4月に発生したシステム障害の影響に加え、欧州市場の低迷や、荷主の在庫積増しに伴う緊急出荷需要の落ち込みが響いた。仕入れ価格が高止まりするなか、競合他社との競争も激しく、販売価格への転嫁が遅れたことで、利益面でも厳しい状況が続いた。
一方、成長に向けた投資は継続している。東南アジアでの販売拡大に向け、シンガポールで新たな倉庫建設に着手した。27年3月期は取扱物量の増加と、運賃コスト上昇分の販売価格への転嫁を見込む。
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