国際韓国の釜山港湾公社は17日、ソウルで釜山港を利用する高麗海運など同国の海運会社社長らや韓国船主協会の関係者を招き、14日に懇談会を開催したと発表した。
懇談会では、公社の林基沢社長が、釜山港の運営状況とことしの主要な計画などを紹介し、釜山港や日本、中国、ロシアを結ぶ海運会社の社長らからヒアリングを行った。
また、釜山港が北東アジア最大の積み替え貨物港湾として発展したことに貢献した海運会社を支援するための「積み替え貨物ボリュームインセンティブ制度」の改編や、北港と新港に同時寄港する船舶に対する港湾施設使用料の減免などを説明し、今後も支援策を講じていくことを強調した。
同社長は「ことしは特に国内外で海運・港湾業界に大きな変化が訪れることが予想されるが、釜山港と韓国の海運会社が共同発展に向け互いに協力してほしい」と求めた。