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24日に初会合、目指すべき姿まとめる

国交省、自動車ビッグデータ活用へ検討会設置

2014年2月19日 (水)

行政・団体国土交通省は19日、国が保有する自動車関連のビッグデータを活用した新たな産業やサービスの展開につなげるため、「自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョン検討会」を自動車局に設置すると発表した。24日に有識者による初会合を開催する。

自動車に関連する情報は、国が保有する所有者情報などの検査登録情報、車両の位置・速度情報や事故・整備履歴情報などがあり、情報技術の高度化で膨大な情報量の通信が可能となっている。

また、社会保障・税番号制度の開始が決まるなど、行政手続きへの情報の利用環境が整備されつつあることから、国交省では膨大で多様な自動車関連情報を融合し、「自動車ビッグデータ」の利活用による新産業・サービスの展開や、ITを活用した自動車関連手続きの利便向上など、「目指すべき姿」をとりまとめることにした。

24日の初会合では、自動車関連情報の利活用状況や検討すべき課題などについて協議する。