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CHロビンソン、高額貨物警備輸送を買収

2026年6月23日 (火)

国際米CHロビンソンは22日、北米で高額貨物や重要貨物向けの安全輸送、貨物エスコートサービスを手がけるデスピル・ロジスティクスの買収を同日完了したと発表した。買収額は現金で7500万ドル。デスピルの2025年12月期売上高は6200万ドルだった。

デスピルは、高リスク・高額貨物や温度管理貨物の輸送を専門とし、医薬品、ライフサイエンス、データセンター、航空宇宙、高額小売品などの分野に対応してきた。CHロビンソンは今回の買収により、盗難リスクや温度逸脱、改ざんの有無を監視する高セキュリティー輸送機能を取り込み、専門性の高い輸送サービスを拡充する。

同社は、複雑化するサプライチェーンと貨物盗難の高度化を背景に、通常の輸送ネットワークとは異なる閉じた運用体制の必要性が高まっているとみている。デスピルのネットワークでは、ドライバーを個別に審査し、必要な認証や継続的な監査を求める。規模や柔軟性を重視する一般的な輸送網に比べ、管理と安全性を優先する設計となっている。

CHロビンソンは、自社の「Lean AI」をデスピルの高セキュリティー基盤に組み合わせ、温度変化のリアルタイム監視や貨物改ざんの兆候検知を強化する。人による運用知見とAI(人工知能)を組み合わせることで、高額貨物輸送の可視性や異常対応力を高める狙いがある。

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