調査・データ環境省は29日、東京港大井ふ頭のバンプールで、中国・蛇口港から輸入されたコンテナ内から要緊急対処特定外来生物のヒアリが確認されたと発表した。今年度10事例目で、2017年6月以降の累計確認件数は181事例となった。
対象のコンテナは6月8日に中国・蛇口港を出港し、13日に東京港青海ふ頭へ到着。24日に埼玉県久喜市の民間事業者敷地で荷下ろしされた後、25日に東京港大井ふ頭の臨時バンプールへ返却された。事業者がコンテナを開けた際に多数のアリを発見し、環境省へ連絡した。
環境省はコンテナ外側で2個体、内部で大量の疑いアリを確認し、殺虫処理とベイト剤の散布を実施。専門家による同定の結果、働きアリ1000個体以上、卵・幼虫またはサナギ30個体以上、羽アリ4個体を含むヒアリであることが確認された。
26日には、コンテナが置かれていた埼玉県久喜市内でモニタリングとベイト剤の設置を実施したが、ヒアリは確認されなかった。今後は当該コンテナの消毒を行うほか、東京港青海ふ頭のコンテナヤードと東京港大井ふ頭の臨時バンプールで目視によるモニタリングやベイト剤の設置を進める。環境省は、コンテナや積荷でヒアリ類が疑われるアリを発見した場合は、逸出を防いだ上で速やかに連絡するよう事業者に呼びかけている。
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