荷主アースアイズ(東京都港区)は6月30日、ENEOSリニューアブル・エナジーが所有する太陽光発電施設に、金属ケーブル盗難対策サービス「AIガードマン for Solar System」を導入し、運用を開始したと発表した。
近年、太陽光発電施設では金属ケーブル盗難が全国的な課題となっている。日本損害保険協会によると、金属ケーブルなどの盗難に伴う保険金支払額は2022年度に5年前の約20倍へ増加した。また、太陽光発電施設を狙った金属盗の増加を受け、2025年6月には金属盗対策法が成立・公布されるなど、対策強化が進んでいる。
今回導入された「AIガードマン for Solar System」は、AI(人工知能)による映像解析で敷地内への侵入や不審な行動を検知し、管理者への通知や現地での警告を実施する。1台のカメラで広範囲を監視できるため、広大な太陽光発電施設でも必要なカメラ台数を抑え、導入費用や運用コストの低減にもつながる。
ENEOSリニューアブル・エナジーでは、広大で無人となる太陽光発電施設において、ケーブル盗難や不法侵入、設備破損への対策が課題となっていた。従来の警備システムや人的巡回では対応に限界があり、遠隔から異常を把握し迅速に対応できる体制の構築を進めていた。今回の導入により、監視カメラ、夜間撮影、動体検知、通報連携を組み合わせた遠隔監視体制を構築し、現場負担を抑えながら施設の安全性向上を図る。
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