調査・データ商用車流通サービスを手がけるAzoop(アズープ、東京都千代田区)は6月30日、同社が運営する商用車マーケットプレイス「トラッカーズ」の入札パートナーが、6月29日時点で全国1000社を突破したと発表した。入札パートナーは、中古トラック販売店、輸出事業者、買取事業者など、同サービスのオンラインオークションに参加する買い手事業者を指す。
トラッカーズは、商用車保有企業が車両を売却する際、全国の買い手事業者から入札を募る仕組み。出品者の所在地にかかわらず、都道府県を越えて買い手が参加できるほか、海外向けの輸出事業者も多く参加しているという。地域内の限られた買い手に依存しないことで、競争入札による価格形成を促す狙いがある。
同社によると、日本の中古トラックの二次流通は7-8割が海外輸出で、入札パートナーにも海外の買取事業者が多い。従来は言語や商習慣の違いから、海外事業者が日本の商用車保有企業から直接仕入れることは容易ではなかった。トラッカーズが売り手と買い手の間に入ることで、国内外の事業者がオンラインで取引に参加しやすい環境を整えてきたとしている。
商用車を保有する運送会社や物流関連企業にとって、車両売却は更新投資や資産管理に関わる業務となる。買い手ネットワークの拡大により、1社の買取価格だけに依存せず、複数の入札を比較して売却先を選ぶ余地が広がる。一方で、オンライン取引の拡大には、車両状態の査定精度や取引後のトラブル防止、輸出先を含めた実務対応の信頼性が引き続き求められる。
Azoopは今後も入札パートナーを増やし、商用車保有企業が車両を売却しやすい環境整備を進める方針。同社は2017年設立で、「トラッカーズ」関連サービスの企画、開発、運営を手がけている。
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