ロジスティクスキャセイカーゴ(香港)は6月30日、香港国際空港を起点に、空路、陸路、海上を組み合わせた生鮮品向け低温複合輸送網を強化したと発表した。香港から広東・香港・マカオ大湾区(GBA)向けに、冷蔵バージ輸送を新設し、既存の「Air-Land Fresh Lane」は香港珠海マカオ大橋経由でマカオまで対象を広げた。

(出所:キャセイカーゴ)
新たな冷蔵バージ輸送は、香港国際空港と広東省東莞市虎門のキャセイ・カーゴ・ターミナル東莞を結ぶ。2026年初めの試験運用を経て本格運用に入った。貨物はパレット単位のまま積み込み、開梱や積み替えを抑えることで、包装状態の維持と荷扱いリスクの低減を図る。航空便の固定ダイヤに比べ、出発時間の柔軟性があり、速さよりもコスト効率を重視する生鮮品輸送に対応する。
マカオ向けでは、香港国際空港から最短4時間で最終配送先まで届けるとしている。香港税関で事前通関し、認定シールで封印した貨物は、陸上国境での再検査を原則として抑えられるため、時間制約のある貨物の遅延要因を減らせる。24時間稼働の転送ターミナルと冷蔵トラックで、航空機到着後から配送先まで低温管理を維持する。
同社は既存の香港-広州間の航空輸送と合わせ、GBA向けに空路、陸路、海上の3ルートを運用する。いずれも同社の航空運送状の枠組みで扱い、IATA CEIV Fresh認証に基づく生鮮品輸送の管理体制を活用する。アジアの消費市場として成長するGBAで、高級生鮮品や小売・ホテル向け需要を取り込む狙いがある。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。































