行政・団体国土交通省道路局は1日から、東北自動車道の佐野サービスエリア(SA)-大谷PA間で実施する自動運転トラックなどの路車協調実証実験について、実験車両協力者の募集を開始する。募集期間は7月31日12時まで。
同省は2024年度から25年度にかけ、新東名高速道路の駿河湾沼津SA-浜松SA間で、車両開発と連携した路車協調の実証実験を実施してきた。今回は実験区間を東北道に移し、対象車両も従来の単車タイプのトラックに限らず、トレーラータイプや乗用車にも広げる。
実験では、高速道路の合流部で路側センサーが本線やランプ部を走行する車両の位置、速度などを検知し、ITSスポットを通じて自動運転トラックなどに情報を提供する。自動運転車両側は事前に速度調整し、安全で円滑な合流や走行継続につなげる。一般車両に対しては、道路情報板で自動運転トラックなどの接近を知らせる。
このほか、落下物、工事規制、交通事故など前方の道路情報をV2I通信で提供し、余裕を持った車線変更などを支援する「先読み情報」の効果も検証する。遠隔監視や緊急時の駆けつけ対応など、インフラ側の支援に関する課題も扱う。
実験期間は検証・評価を含め、27年度末までを想定。参加要件は、国内に車両の研究開発拠点を持ち、高速道路での自動走行が可能なトラックなどの開発実績を有することなど。実験車両や人員、燃料などの費用は参加者負担とし、走行データや通信ログなどは無償で提供する。
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