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春以降に企業による出店の受付け開始

LINE、出品・販売手数料を完全無料化

2014年3月6日 (木)

ECLINE、出品・販売手数料を完全無料化LINE(ライン、東京都渋谷区)は6日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」(ライン)で展開するスマートフォンECサービス「LINE MALL」(ラインモール)で同日から出品・販売手数料の完全無料化を実施するとともに、iPhone版への対応を完了したと発表した。これに合わせて、同社は7日から国内外の厳選商品を販売する「ラインセール」を新たに開始する。

ラインモールは、これまで商品の販売価格の10%を販売手数料として徴収していたが、これを6日から無料化。キャンペーンなど一時的な無料サービスではなく、販売手数料を含めてすべての手数料を撤廃した。

販売手数料の無料化により、同社は出品の障壁を下げることで一般ユーザーだけでなく、個人でハンドメイド商品を製作しているクリエイターなどから広く出品を募ることができるとして、購入者の多様なニーズに対応する。過去にラインモール上で商品を販売した出品者に対しては、徴収済の販売手数料を払い戻す。

アプリ内に新カテゴリとして「ラインセール」を開設。まず、国内外のバイヤーが集めた商品を中心に、「ラインセールでないと購入しづらい商品」や「お得な価格の商品」を厳選して紹介することから開始し、今後、段階的に拡大していく。

この取り組みでは、ラインモールアプリや、ライン内の「ラインセール公式アカウント」を通じ、登録者にプッシュ通知する。ラインセールは7日午後12時30分から毎日開催する。

ラインモールでは、スペックの比較・商品数・価格で評価される「検索・ストック型」の購入体験ではなく、新たな商品との「出会いや発見・フロー型」の購入体験を楽しむことができるコマースプラットフォームを実現したい考えで、第一弾の取り組みとして、ラインセールを追加し、スマートフォンならではの特性を生かしたプッシュ通知を組み合わせることで「今しか購入できない商品との新たな出会い・発見の機会」を提供する。

企業からの出品、ラインセールへの出店申し込みは、春以降に予定しているグランドオープン時から受付を開始する。