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物効法認定受け2.3万m2の物流施設建設

マルハニチロ物流、輸送効率向上へ川崎市に新拠点

2014年3月11日 (火)

ロジスティクスマルハニチロ物流(東京都中央区)は、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定を受け、川崎市川崎区の東扇島地区に2万3053平方メートルの物流施設を建設する。

同社では、ハブセンターの「マルハニチロ物流川崎第二物流センター」を中心に複数の物流拠点で分散して冷凍野菜、冷凍食品、チルド商品を保管し、出荷時にいったんハブセンターへ輸送した上で方面別に配送している。

そこで、慢性的なオーバーフローの解消、荷さばきの合理化、商品の一括集中管理を行うことにより、大幅な物流コストの削減、物流品質の向上、一貫した物流体制の確立を図ることにしたもの。新施設は首都高速道路東扇島ICから2キロの地点に建設する。施設の名称は「川崎第三物流センター」とする。

この取り組みによるCO2の削減量は15トンで、現行に比べて14%の削減を見込む。計画は2013年12月20日に申請し、ことし1月15日付で認定を受けた。

マルハニチロ物流はマルハニチログループの物流を一手に引き受ける物流子会社で、東京、大阪、名古屋、福岡など主要港の港湾地区を中心に37拠点、58万トンの冷蔵倉庫を展開している。

■認定された総合効率化計画のフロー(出所:関東運輸局)
マルハニチロ物流、輸送効率向上へ川崎市に新拠点