ロジスティクス日本抹茶輸出機構(東京都中央区)は25日、東南アジアおよび中東市場向けに、ハラール認証抹茶の仕入れ・卸売・輸出体制を強化したと発表した。ハラール認証を取得済みの製造パートナーとの提携を拡大し、認証要件に適合した業務用粉末抹茶の調達・供給を本格展開する。
業務用抹茶は最小発注数量(MOQ)10キロから供給し、無償サンプルにも対応する。輸出実務に加え、東南アジアでは現地パートナーと連携し、通関、倉庫、配送を含む物流オペレーションまで一括で提供する。
対象地域は、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナムなどの東南アジアと、UAE、サウジアラビアなどの中東・湾岸諸国。東南アジアでは、ミレニアル世代やZ世代を中心に抹茶を使った飲料やスイーツの消費が拡大しており、ムスリム人口の多い市場では、商品化にあたってハラール要件への適合が前提条件となるケースが増えているという。
JMEXは、京都・宇治、鹿児島、静岡、福岡・八女、愛知・西尾、宮崎、三重の国内7産地で、80社以上の生産者・加工業者との直接取引網を構築。年間300トン超の供給能力を背景に、特定産地や工場への依存リスクを分散し、複数ルートから代替調達できる体制を整えている。これまでに40カ国以上への輸出実績も持つ。
ハラール認証を取得済みの製造パートナーから調達し、認証書類やCOA(分析証明書)の提供にも対応する。商品は茶道用、抹茶ラテ用、製菓製パン用、食品加工用など用途別に提案する。
同社は今回の体制強化を通じ、ハラール対応を求める現地のカフェチェーン、ホテル、食品メーカー、流通事業者への提案を本格化する。
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