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福田汽車、欧州部品RDCで納期最大14日に短縮

2026年8月26日 (水)

国際中国商用車大手の福田汽車(フォトン)は25日、ドイツ・ウンナで運営する欧州地域配送センター(RDC)の稼働状況を公表した。従来は欧州顧客向け補修部品の多くを本国から海上輸送していたが、現地在庫型へ切り替え、欧州内での納期短縮と車両停止時間の削減を進めている。

RDCは2026年2月に稼働し、延床面積は2万平方メートル。エンジンやシャシーなど大型部品向けのパレット保管区画と、小物部品向け保管エリアを設ける。取扱品目は稼働当初の数百SKUから1600SKUまで拡大し、エンジン、ブレーキ、シャシー、電装部品などを在庫する。ドイツ、ベルギー、オランダでは注文から1-4日、その他の欧州市場では5-14日での配送を目安としている。

(出所:福田汽車)

庫内には自動搬送・仕分け設備、高密度保管設備、高層パレットラックを導入し、ロボットによるピッキングも活用する。WMS(倉庫管理システム)が各部品の保管場所を管理し、受注後に最適なピッキングルートを算出。ピッキング、検品、梱包、出荷までを追跡できる体制を構築した。

7月時点では在庫品目数が稼働当初比2.2倍となった。同社は今後、保有車両データや整備履歴を基に常用部品の在庫精度を高めるほか、大型・長納期部品の供給力を強化する。地域物流事業者との連携も進め、遠隔地域向けの配送リードタイム短縮につなげる。

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