サービス・商品キャブステーション(東京都新宿区)は27日、運輸業界向けクラウド型eラーニングシステム「グッドラーニング!」で、交通心理学の知見を取り入れた独自の教材開発メソッドを公開したと発表した。
運輸業界ではドライバーへの安全教育が法令で義務付けられ、定期研修やeラーニングが活用されている。一方、同社は、ルールの再確認や知識の習得に偏った教育では、ドライバーの意識変革や事故削減に十分につながらないとしている。
同社が着目するのが、事故につながるヒューマンエラーの背景にあるドライバーの心理。運転では「認知・判断・操作」を繰り返す中で、焦りや過信、慣れ、思い込みなどが行動に影響する。グッドラーニング!では、日本交通心理学会認定の交通心理士が制作スタッフとして参画し、こうした心理的要因と運輸現場の実態を教材に反映する。
教材は国土交通省の指導監督マニュアルを単にeラーニング化するのではなく、ドライバー自身が日常の運転行動を振り返ることを重視する。教材制作では「法令を学ぶだけで終わらせない」「現場で活用できる内容を重視」「行動変容につながる教育設計」「わかりやすさを追求」の4点を柱とする。
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