ECBlue Yonder(ブルーヨンダー、米国)は26日、小売業向けの新たなエージェント型AI機能を発表した。予測、在庫計画、フルフィルメント、顧客サービス、返品をBlue Yonderプラットフォーム上で連携し、サプライチェーン(SC)の計画から実行まで一体的な意思決定を支援する。
新機能では、注文管理に予測型のフルフィルメントインテリジェンスと在庫ネットワークの可視化機能を追加した。在庫、調達、フルフィルメント、ネットワーク運営のリスクやボトルネック、最適化余地を把握し、店舗、物流センター、デジタルチャネルを横断して商品の可用性やフルフィルメントを改善する。在庫切れによる販売機会の損失を抑えるとともに、充足率やサービス水準、フルフィルメント効率の向上を図る。
返品物流も強化した。オンライン、倉庫、店舗で発生する返品を対象に、顧客別の返品方針やストアクレジット、返品商品の受領管理、商品の検査・評価、再販などの処理方法を支援する機能を提供する。返品商品の処理結果を商品単位でシミュレーションし、ルーティングから受領、再販まで適切な対応を推奨する。Blue Yonderによると、「Blue Yonder Returns Management」では、返品商品を販売可能な在庫に戻すまでの時間を平均約25%短縮できるという。
また「Orchestrator」を、業務フローや情報、AIによる提案、実行を統合する基盤として強化。計画・実行・ネットワーク運営を横断して意思決定から行動までを支援する。
在庫補充では返品予測やマルチチャネル需要予測を拡充し、商品が物流センターに到着した際の供給配分も自動化する。Blue Yonderは一連の機能を「Cognitive Solutions」の一部として提供し、小売SCにおける在庫生産性の向上と返品物流の効率化につなげる。
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