財務・人事キオクシアと米サンディスクは27日、日本国内で2032年までに総額5兆円程度を投資する計画を発表した。政府からの支援を前提に、三重県の四日市工場と岩手県の北上工場を中心に生産設備や関連インフラ、技術への投資を進める。AI(人工知能)の普及に伴うフラッシュメモリー需要の拡大を見据え、生産能力と供給体制を強化する。
投資額は310億ドル超に相当する。両社はこれまで25年間に、日本国内で9兆円程度の設備投資を実施してきた。今回の計画では、市場動向を見ながら両工場で生産設備の構築を継続し、先端フラッシュメモリーの中長期的な生産拡大と安定供給につなげる。
両社はフラッシュメモリーの開発と前工程の生産で25年以上協業している。26年1月には、四日市工場における合弁会社の契約期間を34年12月まで延長した。今回の投資では、生産設備に加え、関連インフラや技術基盤の強化も進める。
キオクシアは27日、北上工場に第3製造棟「K3棟」を建設するための土地整備に着手したことも発表しており、29年度中の稼働開始を計画している。四日市と北上を軸に、国内のフラッシュメモリー生産基盤を長期的に拡充する。
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