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紀勢道など開通で輸送時間短縮、供給安定化

2014年7月25日 (金)

拠点・施設紀勢道など開通で輸送時間短縮、供給安定化中日本高速道路(NEXCO中日本)は25日、紀勢自動車道・熊野尾鷲道路開通後の開通効果をまとめた。

熊野尾鷲道路(尾鷲南IC-熊野大泊IC、2013年9月29日開通)では開通後、熊野市から尾鷲総合病院(2次医療施設)までの所要時間・距離が短縮されたことから、新規患者数が40%、外来患者数は10%増加。

急カーブ・急勾配が連続する国道42号を回避することで、救急搬送される患者、車内で応急処置を実施する救急隊員の負担も大幅に軽減された。

ことし4月から6月までに発生した国道42号の事前雨量通行規制による通行止め(延べ3回、49時間)でも、渋滞など目立った混乱はなく、紀勢自動車道・熊野尾鷲道路が国道42号の代替路としての機能を発揮した。

また、大雨時による通行止めの心配がなくなり、商品を安定的に店舗に搬送でき、輸送時間などが短縮されたことで、国道42号沿線にコンビニエンスストアが出店するなど変化がみられている。