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TIACT、6月度の貨物取卸量が前月比6.9%減

2015年7月9日 (木)

調査・データ東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)が9日までに発表した6月の貨物取扱量は、取卸量が前月比6.9%減の9303トンで、積込量は0.5%増の7042トンとなった。このうち羽田発着貨物の割合は取卸量が49%、積込が28%。取卸量は3か月連続の減少で、積込量は3か月連続で増加した。

積込量の内訳は、羽田空港発着貨物が1974トン、他空港転送貨物4172トン、郵便896トン。取卸量は羽田空港発着貨物4561トン、他空港転送貨物3703トン、郵便1039トンとなった。搬出貨物のうち生鮮品の実績は1629トンで35.7%を占めた。内訳は果物が51%と過半数を占め、野菜が23%、植物が13%、水産物が11%、その他が2%だった。

上屋搬入から貨物チェック完了までの到着貨物の搬入処理時間は、品質管理基準に対して旅客便(2時間以内)が91.8%の達成率、貨物便(4時間以内)は100%だった。