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ビィ・フォアードの中古車輸出好調、アフリカ物流寄与

2015年7月27日 (月)

産業・一般ビィ・フォアード(東京都調布市)は27日、第12期決算で売上高492億5300万円(前期比38%増)、輸出販売台数14万6925台(16.1%増)を見込み、ともに過去最高を更新するとの見通しを発表した。

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(出所:ビィ・フォアード)

輸出台数全体の7割を占めるアフリカ市場の輸出が好調で、アフリカで12か国24ルートを解説している内陸部への輸送サービス「シティーデリバリーサービス」の拡充、現地公式認定エージェントオフィスの新規開設の促進など、サービスの現地化が浸透してきた。

アジア、中央アジア、オセアニア、南米といった地域の販売拡大による底上げも大きく寄与しており、販売全体に占めるアフリカの割合は前年の8割から7割に低減している。

パーツ事業関連では、ことし4月にビッグウェーブ(愛知県あま市)との業務提携でリニューアルオープンした海外向け自動車リサイクルパーツ販売サイトが計画通りの販売実績で推移。

7月7日にタンザニアの国際商業祭では、同社初となるオリジナルPB商品のエンジンオイルの現地発売を発表、初年度の年間販売目標として4200缶(1缶4L入り)を掲げている。

6月単月の売り上げ見込みは前年同月比26.9%増の55億1096万円となり、単月売上高の過去最高を更新するとともに、対前年同月比を101か月連続で更新した。また、輸出販売台数見込みは、1.3%増の1万5797台となり、こちらも単月の輸出台数の過去最高を記録。ただ、7月は前年比1割減の1万1500台(前年実績1万2934台)と減少に転じる見通し。