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パルタックが新中計策定、新物流拠点で生産性向上図る

2015年7月30日 (木)

荷主パルタックは29日、2018年3月までの3か年中期経営計画を策定したと発表した。情報システムの強化でサプライチェーン全体の最適化・効率化に取り組み、「売上高1兆円に迫る企業」として持続的に成長できる事業基盤の確立を目指す。

数値目標は、最終年度の18年3月期に売上高8800億円(前3月期は7942億2100万円)、営業利益165億円(同141億7700万円)、最終利益120億円(102億6700万円)を掲げる。

これらを達成するため、情報システムの強化、さらなる生産性向上、中間流通業としての機能強化、人材の育成――の4分野に重点を置く。

具体的には、基幹システムなど既存システムの刷新・改善を行うほか、社内の商品発注から納品まですべての業務の見直しを継続的に進め、8月に稼働する新物流拠点「RDC関東」を関東エリアの核として、既存センターとの連携による生産性向上に取り組む。この拠点で培うノウハウをほかの全センターに反映していく。併せて業務集約など組織体制の見直しを図る。