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国交省、3.5t以下のDトラックで不正ソフト禁止

2015年11月20日 (金)

行政・団体国土交通省は20日、独フォルクスワーゲンが海外で販売していたディーゼル車の一部に排出ガス低減装置(DPF)を実際の走行では働かないようにする不正ソフトが使用されていたことを受け、関連する告示を改正して不正ソフトの使用を禁止した。

ディーゼル乗用車などへの不正ソフトの使用を禁止するため、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を改正するもので、トラックはこれまで規制対象外だった「車両総重量3.5トン以下」が対象。

フォルクスワーゲンは9月、海外で販売していたディーゼル車の一部で、「ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス」などの発散防止装置を実際の走行では働かないようにするディフィートストラテジー(不正ソフト)を使用していた。

3.5トン超のトラックについては措置済みだが、3.5トン未満については国際基準に合わせる形でこれまで規制対象外となっていた。20日付で公布・施行する。