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ヴァレオジャパン、つくば市に自動運転車テストエリア

2016年2月12日 (金)

拠点・施設自動車向けシステム開発を手がけるヴァレオジャパン(東京都渋谷区)は12日、同社つくばテクノセンター(茨城県つくば市)内に自動運転車のテストエリアを新設したと発表した。

ヴァレオジャパン、つくば市に自動運転車テストエリア

つくばテクノセンターは、同社の「コンフォート&ドライビングアシスタンスビジネスグループ」が管轄する研究開発センターで、これまではトップコラムモジュールやスイッチ設計、試作、実験、量産化を担ってきた。

同社は日本で運転支援・自動運転の研究開発用のデモカー4台を所有しており、今春には5台目を導入する計画で、自動駐車システムやレーサースキャナー、サイドミラーをカメラに置き換えるサイトストリームカメラモニタリングシステムなどを搭載し、運転支援や自動運転のテストを行っている。

これまではつくばテクノセンターの空きスペースなどで試験を行ってきたが、専用のテストエリアを設けることで走行条件を一定に保ち、正確なデータを取れるようにする。テストエリアの面積は2000平方メートルで、2015年11月に着工し、ことし1月末に工事が完了した。