理想化学、つくば市に新たな開発拠点竣工

ロジスティクス理想科学工業は5月31日、新たな開発拠点「理想開発センター」（茨城県つくば市）を竣工した。

理想開発センターは、これまで茨城県下4か所に分散していた拠点を集約し、つくばエクスプレスの研究学園駅南側に新たな開発拠点として設立したもの。

開発者が自由な発想を育むための開発環境を提供し、コミュニケーションを促進することで開発効率の向上を図る狙い。

建物は、災害発生時の建物の安全対策、業務継続対策、省エネルギー化に配慮し、耐震強度は重要度係数を1.3以上に設定。揺れを小さくする構造とし、内部に合わせガラス、強化ガラスを採用することで安全性の向上に取り組んでいる。また、災害時の業務継続のため、自家発電設備、雑用水用受水槽、災害時用汚水貯留槽を設置した。

■理想開発センターの概要
事業所名：理想開発センター
所在地：茨城県つくば市苅間523番地（学園南D29街区1）
規模：本棟（地上7階）、付属棟
敷地面積：1万7520平方メートル
延床面積：1万4970平方メートル
着工：2012年5月1日
竣工：2013年5月31日
開所：2013年6月27日
投資額（土地・建物・設備）：79億円