ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎港、輸出用中古車から58.86μSvを検知、荷主が保管

2011年10月26日 (水)

話題川崎市は25日、川崎区千鳥町の専用荷さばき地の検査場所に搬入された輸出予定の中古乗用車1台から24日午後3時頃、毎時最大58.86マイクロシーベルト(μSv)の放射線量率が検知されたと発表した。

 

検知された車両は同日午後5時頃、運送業者が搬出した。市はその後、荷主が保管していることを確認したとしている。車両は千葉県内のオークション会場で取引されたもので、パキスタンのカラチへ輸出されることとなっていた。

 

川崎市と川崎港運協会は、8月26日付で川崎港における中古自動車などの放射線量率測定に関する覚書を取り交わしており、22日までに川崎港全体で4万454台の中古自動車を測定した。このうち、通報基準値の毎時5μSvを超えたと報告されている事案は、今回の事案で7件目となった。