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豊田自動織機、フォーク向け稼働管理システム発売

2016年3月29日 (火)

サービス・商品豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは29日、フォークリフト向けテレマティクスサービス(稼働管理システム)として、全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて「TOYOTA T_Site」(トヨタTサイト)を発売した。

▲Tサイトのホーム画面

▲Tサイトのホーム画面

トヨタTサイトは、フォークリフトに搭載したセンサーで稼働データを収集し、通信システムを利用して顧客に走行時間や稼働率などの情報を提供するサービス。データを見える化し、物流現場の安全管理や生産性向上、コスト低減につながる改善活動に活用してもらう狙い。

稼働管理システムを導入することで、現場車両やオペレーターごとの走行・荷役時間、稼働率、バッテリーの使用状況などの情報をパソコンやタブレット端末で閲覧できるようになる。

これらの収集情報をトヨタL&Fが培ってきた「異常の見える化」「ムダの見える化」など物流現場管理ノウハウで分析・活用することにより、車両の効率的な利用やオペレーターの最適配置が容易になるほか、物流コストの低減や現場改善につなげてもらう。車両への衝撃回数やレベルを検知し通知する機能も備えている。

当初は昨年10月に発売したコンパクト電動フォークリフト新型「GENEO-Ecore」(ジェネオエコア)のオプション設定に限定して販売するが、今後、搭載可能な車種を段階的に拡大していく計画。