ハネウェル、高速移動読取りに適した新製品発売

サービス・商品ハネウェルジャパン（東京都港区）は8日、高性能バーコード解読技術「Adaptus6」を搭載し、移動読取りに優れた定置型エリアイメージングスキャナ「Solaris7980g」を発売した。

新製品は毎秒3メートルのハイスピードで動くバーコードを素早く正確に読み取る高速移動読取に対応。スーパーマーケット、ドラッグッストア、物流・製造現場で利用するのに適している。

商品に印刷されているJANコードだけでなく、携帯電話などに表示されたQRコードなどのクーポンコード、パスポートのOCRフォント、郵便コードも方向に関係なく読み取る。

直接プラグインアプリケーションをスキャナに搭載することができる機能「Total Freedom」に対応し、顧客の用途に合わせてアプリケーションを開発し、スキャナに搭載することで、ホストシステムを変更することなく利用することができる。

また、デジタル画像を撮影する機能を搭載しており、伝票に印字されたバーコードを読み取った後、書かれた署名や押印などを撮影して管理システムにデータとして保管する、といった利用が可能になる。

補助のハンディスキャナを接続して利用することにより、定置型スキャナでは難しいかさ張る商品や荷物に印刷されたバーコードの読み取りに対応する。