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エクアドルM7.8地震で400人以上死亡、WFPが支援トラック

2016年4月20日 (水)

ロジスティクス国連WFPは20日、エクアドル沿岸で発生したマグニチュード7.8の地震で400人以上が死亡し、多くの被災者が人道支援を必要としていることを受け、8000人分の支援食糧を現地に輸送していると発表した。職員が被災地に入り、現地の人道、食糧状況を調査している。

エクアドルM7.8地震で400人以上死亡、WFPが支援トラック

現地政府の要請を受け、政府当局と連携しながら最も被害の大きかった地域に8000人の15日分に相当する食糧を積んだトラックを現地に急行させている。今回の支援に使われた食糧セットは、エル・ニーニョの被害が拡大する中、防災の一環として備蓄されていたもの。

キュナン・パク国連WFPエクアドル事務所代表は、「困難な状況の中、食糧が届くということは被災した皆にとって大きな力となる。事前に災害に備えていたため、早急に緊急支援活動を開始することができた」と述べた。支援食糧セットは米、パスタ、キノア(雑穀の一種)、ツナ、イワシ、オートミール、レンズ豆など。

今後、今回の輸送とは別に被災地の住民1万2000人、入院患者1000人に対し、追加の食糧支援を予定しており、政府から追加の支援があれば対応する構え。