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大地を守る会、中国食材宅配事業の売上が6倍に

2016年6月1日 (水)

フード大地を守る会、中国食材宅配事業の売上が6倍に有機食材宅配の「大地を守る会」(千葉市美浜区)は1日、中国の合弁会社・北京富平創源の2015年宅配事業の売上が前年の6倍にあたる1億3000万円を超えたと発表した。

合弁会社は、中国で農村の貧困問題の解消に取り組むNGO「北京富平学校」と大地を守る会が提携して立ち上げ、13年5月から北京で有機・減農薬野菜の宅配事業をスタート。

当初は、生産や流通の基盤を一から作り上げなければならず、自社農場での野菜の生産が安定しなかったり、顧客の獲得がなかなか進まなかったりといった原因で売上も伸び悩んだが、徐々に自社農場の野菜生産が安定し、有機農業に取り組む生産者との提携が進んだ。

これにより、野菜だけでなく肉、卵、米、茶など取り扱う商品のバリエーションが拡大し、企業との団体契約に成功、北京市内の高級スーパーでも取り扱いが始まったことから、売上が大きく伸びたという。