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拠点・施設ラサール不動産投資顧問は2日、神奈川県平塚市でトナミ運輸向けの物流施設「ロジポート平塚新町」を竣工したと発表した。2015年5月から開発を進め、5月31日に竣工した。
同施設は敷地面積1万4600平方メートル、地上4階建て、延床面積2万9100平方メートルの先進的なスペックを備えた賃貸物流施設で、圏央道寒川南ICから3.7キロと近く、東名高速道路、中央自動車道へも接続しやすい。
18年度に8キロの位置に厚木南ICが開設、20年度には御殿場ICまでの全区間が開通することになっているため、西日本方面への利便性が大きく高まることから、物流拠点の立地ポテンシャルが高まるとみられている。近隣の住民人口は半径3キロ圏内で19万人、半径5キロ圏内まで含めると36万人にのぼり、徒歩、自転車、路線バスの利用を含め、施設で働く従業員が通勤しやすい。
施設はL字型トラックバースを備え、1平方メートルあたりの床荷重は1.5トン、梁下天井有効高5.5メートル以上、柱スパン9.9メートル以上を確保。全館LED照明、緑化駐車場の整備など環境や省エネルギーにも配慮している。
トナミ運輸の綿貫勝介社長は「当社の平塚エリアでの新拠点として稼働させ、3PL事業の業容拡大を目指したい」と話している。
■施設の概要
所在地：神奈川県平塚市新町6-15
敷地面積：1万4676.10平方メートル（4439.52坪）
延床面積：2万9191.32平方メートル（8830.37坪）
構造：鉄骨造・地上4階建て
設計監理監修：コンストラクションマネージメントジャパン
設計施工：加賀田組
用途：BTS型物流施設（ビルド・トゥ・スーツ型=特定企業向け）
着工：2015年5月1日
竣工：2016年5月31日
