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クラウド型位置情報サービスに新機能

ドコモ・システムズ、7月から輸配送進捗管理サービス

2016年6月8日 (水)

サービス・商品ドコモ・システムズは、同社のクラウド型位置情報サービス「docoですcar NEXT」の新機能として、輸配送計画に対する進捗状況をリアルタイムに管理できる物流企業向け機能を追加した「docoですcarオプション輸配送進捗管理サービス」の提供を7月11日から開始する。

新機能は、車両に搭載されたGPS端末から取得した位置情報をもとに、計画したルートの輸配送先の到着時刻、出発時刻を記録・管理するもので、住友電工システムソリューションのVICS情報を活用した「Traffic Vision/MM 予実管理エンジン」と連携し、交通状況や到着予定時刻をリアルタイムに把握できるようにした。

ドコモ・システムズ、7月から輸配送進捗管理サービス

物流企業の運行管理者は、ドライバーの手を煩わせることなく計画の進捗を把握できることから、荷主に素早く連絡し、遅延対策に手を打つことが可能になる。

サービスの開始に先立ち、最初の利用企業としてマツダの物流を担うマツダロジスティクスが自動車部品輸送用の車両で利用をスタート。ドコモ・システムズはマツダロジスティクスが持つ輸配送業務ノウハウの提供を受け、サービス内容の質を高めるとともに、将来的には蓄積した車両の位置情報を活用した輸送ルート分析サービスの開発などに取り組む。

サービス利用料は端末オプション費用が月額1500円(1台あたり、税別)、管理IDオプション費用が月額2500円(1IDあたり)で、VICSオプション費用は未定。

■問い合わせ先
ドコモ・システムズdocoですcar担当
TEL:0120-861-374(フリーダイヤルは平日10-17時)
URL:http://www.docomo-sys.co.jp/