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国交省試算

羽田機能強化で生産額6500億円増の経済効果

2016年6月20日 (月)

行政・団体国土交通省は17日、羽田空港の機能を強化することで2020年までに国際線の年間発着枠が3.9万回拡大した場合、年間で生産額が6500億円増える経済波及効果が見込まれる、との試算結果を公表した。税収は530億円、雇用も5万人増加するという。

増枠に伴う旅客数の増加を基に、「生産額増加」「税収増加」「雇用増加」に関する直接効果、波及効果を計測した。

羽田の発着枠が拡大した場合の国際線旅客数は、外国人旅客数が294万人、日本人旅客数が411万人それぞれ増加する見込みで、合計増加数は705万人に達する。

これに伴う経済波及効果(生産額増加)は、1都3県への直接効果として2399億円、波及効果として2412億円の合わせて4811億円。1都3県以外では、直接効果443億円、波及効果1249億円、合計1692億円と予測した。全国では直接効果2842億円、波及効果3661億円の合計6503億円。