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ヤマエ久野、チルド集約拠点にインフォセンスのWMS導入

2016年6月30日 (木)

サービス・商品インフォセンスは28日、ヤマエ久野がチルド集約拠点に同社の倉庫管理パッケージシステム「ZIZAIA(ジザイア)WMS」を導入し、その事例をウェブサイト上で公開したと発表した。

ヤマエ久野は2015年10月、チルド集約デポの立ち上げに伴い新たなWMS導入に向けた検討を進め、九州各地の配送デポに対するマザーセンターとして運用するため冷凍・冷蔵・常温の3温度帯の商品管理、物流コードや期限日別の商品管理、通過型と在庫型が混在する物流業務の管理、荷主とのデータ連携強化、流通加工作業のシステム処理簡素化――といった課題に対応する仕組みとして、ジザイアWMSの採用を決めた。

ジザイアWMSはインフォセンスが長年培ってきた倉庫管理システムのノウハウを結集したパッケージ製品で、「自在に対応するパッケージ」をコンセプトに複数荷主・複数拠点、通過型の物流形態に対応する機能を標準搭載している。

稼働後、ヤマエ久野からの要望を受けていくつかの機能を追加したが「現場要求に合わせた機能拡張を適正工数で実行することができた」。

現場での運用は、リストピッキングからハンディ端末を活用したピッキングへ切り替わったことで作業の生産性、品質が大幅に向上。作業者単位の進捗情報や生産性情報がWMSに蓄積されるため、作業状況の可視化やタイムリーな現場コントロールを実現する環境が整った。

ヤマエ久野は今後、複数拠点へのWMS導入を構想している。

■インフォセンスのヤマエ久野事例紹介ページ
http://www.info-sense.co.jp/case/WMS1605.html