三菱商事、インドのエレベーター新工場稼働開始

拠点・施設三菱商事は13日、三菱電機との合弁会社三菱エレベーター・インド（IMEC）が新工場を稼働させ、エレベーターの現地生産を開始すると発表した。

新工場では、IMEC主力商品の中低層建物向けエレベーター「ネクシーズライト」を中心に生産。敷地内には現地調達部品や完成品の検証・評価を実施するエレベーター試験塔や人材育成強化のための研修センターも併設している。

三菱商事は、インドを昇降機市場として事業拡大が見込まれる最重要市場の一つと位置付けており、今後さらなる事業基盤の強化を図ることで2020年度には同国での販売台数5000台を目指す。

■新工場概要
所在地：インドカルナタカ州ベンガルール
敷地面積：8万9000平方メートル
総建築面積：2万5400平方メートル
用途：エレベーター機器の製造
稼働日：2016年9月
生産能力：年間5000台
投資額：18億3300万インドルピー（34億5000円）
人員：100人
付属施設：エレベーター試験塔（高さ41メートル）、フィールド研修センター