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三井造船、名古屋港埠頭からコンテナクレーン受注

2016年10月6日 (木)

荷主三井造船は6日、名古屋港埠頭から名古屋港飛島ふ頭南向けコンテナクレーン1基を受注したと発表した。

このクレーンは、コンテナ船の大型化に対応できるよう設計されており、20列大型コンテナ船に対応しているほか、荷役効率を向上させるためコンテナを2個同時に掴むことができる「ツインリフトスプレッダ」を搭載している。

また、今回新たに遠隔アクセス機能付きのモニタリングシステムを採用した。これにより、三井造船の拠点からクレーン上のモニタリングシステムに直接アクセスすることが可能となり、故障があった際すばやく復旧に取り掛かることができるため、復旧にかかる時間や保全作業時間が短縮される。

今後名古屋港では既設コンテナクレーンの更新計画が予定されており、今回のコンテナクレーン整備はその第一歩として位置づける。

■コンテナクレーン概要
定格荷重:コンテナ61トン(20フィートツインリフトスプレッダ)
重量物:75トン
全揚程:64.5メートル(海側レール面上46.5メートル、レール面下18メートル)
アウトリーチ:56メートル
レールスパン:30.5メートル
バックリーチ:15メートル