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三井造船、トルコ向けコンテナクレーンを受注

2013年1月9日 (水)

産業・一般三井造船は9日、イルポート・コンテナターミナル&ポートオペレーションズ社から、トルコゲムリックターミナル、ゲブゼターミナル向けにコンテナクレーンを受注した、と発表した。

イルポート社は、同国で石炭、鉄鉱石、肥料などの輸出入、海運業などを手がけるイルディリムホールディングスの100%子会社。

三井造船が受注したのは、ゲムリックターミナル向けにコンテナクレーン4基、ゲブゼターミナル向けにコンテナクレーン4基の合わせて8基で、ゲムリックターミナル向けの4基は2014年2月、ゲブゼターミナル向けは同年8月にそれぞれ引き渡す。

ゲムリックターミナルはイスタンブール南方、70キロメートルに位置し、現在建設中で2014年1月に完成する。また、ゲブゼターミナルはイスタンブール南東、40キロメートルに位置し、拡張を計画中で14年4月に完成する。既にこのターミナルには、コンテナクレーン4基、RTGクレーン18基を納入しており、そのクレーンのパフォーマンスの良さが評価され、今回の受注につながったという。

トルコでは年々、物量が増加し、大型コンテナ船対応のコンテナクレーンが必要とされていた。ゲムリックターミナル、ゲブゼターミナルの両ターミナルに納入するコンテナクレーンは大型の23列のコンテナ船に対応している。