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日本郵便、ゆうメールなど郵便料金を改定

2016年12月26日 (月)

ロジスティクス日本郵便は22日、来年6月1日から第二種郵便物と定形外郵便物の料金、ゆうメールの運賃を改定すると発表した。

第二種郵便物は現行の52円から62円に引き上げるほか、往復はがきは104円から124円、年賀はがきは52円のまま据え置く。

■第二種郵便物

料金区別現行料金新料金
通常はがき52円62円
往復はがき104円124円
年賀はがき52円52円

定形外郵便物は、所定の規格内・外によって料金を分けて設定。規格は長辺34センチ、短辺25センチ、厚さ3センチ、重量1キロ--以内とする。例えば、現行50グラム120円だが、規格内は120円のまま、規格外では200円となる。

■定形外郵便物

重量現行料金新料金(規格内)新料金(規格外)
50グラムまで120円120円200円
50グラム超100グラムまで140円140円220円
100グラム超150グラムまで205円205円290円
150グラム超250グラムまで250円250円340円
250グラム超500グラムまで400円380円500円
500グラム超1キロまで600円570円700円
1キロ超2キロまで870円取扱外1020円
2キロ超4キロまで1180円1330円

ゆうメールも同規格によって運賃を設定。150グラムまで180円が、規格内は180円、規格外では265円とする。

■ゆうメール

重量現行料金新運賃(規格内)新運賃(規格外)
150グラムまで180円180円265円
150グラム超250グラムまで215円215円305円
250グラム超500グラムまで300円300円400円
500グラム超1キロまで350円350円450円
1キロ超2キロまで460円取扱外560円
2キロ超3キロまで610円710円

同社は、郵便物の減少が続くなか機械化による生産性向上や各種コスト削減に取り組み、1994年の改定以来、2014年度の消費税増税時を除き実質的に22年間据え置いてきた。

しかし、近年の人件費単価の上昇などにより、郵便事業の収支が悪化している状況にあるほか、大型の郵便物の増加により、持戻り・再配達を行うことによるコストが増加していた。このような状況を踏まえ、今後も安定的なサービスの提供を維持するため、郵便料金の一部を改定することとした。